はちゅにっき

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pop と imap の導入

メールシステムを完成させるために、pop と imap をインストールしました。
SMTP を気合で SSL 対応にしたので、POP と IMAPSSL に対応するよう
courier-pop-sslcourier-imap-ssl を導入することに。
POP か IMAP かは悩んだけれど、両方いれればいいかとゆー声に押されて
両方インストールすることにしました。
参考にしたのは

Debian/Sarge でメールサーバ構築
http://espion.just-size.jp/archives/06/146170147.html

です。多謝。

インストール

インストールはいつものように。

# aptitude install courier-pop-ssl courier-imap-ssl

courier の設定

POP + STARTTLS や IMAP + STARTTLS を利用する場合、そのままの設定では
受信しようとした際に

couriertls: connect: error:1408F10B:SSL routines:SSL3_GET_RECORD:wrong version number

と怒られてしまうので、/etc/courier/pop3d-ssl と /etc/courier/imapd-ssl を修正する。
修正する箇所は両方とも同じ場所。

#TLS_STARTTLS_PROTOCOL=TLS1  # ここをコメントアウトして 
TLS_STARTTLS_PROTOCOL=SSL23  # これを追記

で、courier の再起動。(ってゆーか設定反映)

# /etc/init.d/courier-pop force-reload
# /etc/init.d/courier-pop-ssl force-reload
# /etc/init.d/courier-imap force-reload
# /etc/init.d/courier-imap-ssl force-reload

Postfix の設定

courier では mbox 形式のメールボックスは読めないらしいので
Postfix の設定を maildir 形式へと変更。

#mailbox_command = procmail -a "$EXTENSION"  # ここをコメントアウトして
home_mailbox = Maildir/                      # これを追記

Postfix を再起動。(ってゆーか設定反映)

# /etc/init.d/postfix force-reload

maildir の作成

今いるユーザの maildir が存在しないので作成しとく。
作成方法は、メールを受信するユーザになって

$ cd
$ maildirmake Maildir

今後作るユーザにも maildir があってほしいので
root で /etc/skel に Maildir を作成してしまう。

# /etc/skel
# /usr/bin/maildirmake Maildir