avast が
メールサーバも動き出したので、いつも通り Windows でメールを送受信しようと
SMPT+STARTTLS POP+STARTTLS IMAP+STARTTLS で通信しようとするも
なんかメーラ (EdMax) からエラーが返ってくる。
でも SMTPS POPS IMAPS なら通信ができる。。。
なんで?と思い調べてみると
- PostfixでTLS対応すると25番ポートで送信できなくなる。
- http://www.aconus.com/~oyaji/faq/postfix_faq2.htm
という記事を発見。
どうやら Norton などのウィルスチェックプログラムが悪さをするらしい。
EdMax のエラーログにも avast という文字を発見。
ためしに avast を切ると無事に送受信ができました。
でも、avast 毎回切るのはちょっと面倒だし、何よりウィルスに感染するリスクを高めたくはないので
EdMax がせっかく SMPTS POPS IMPAS に対応していることだし
新たにポートを開けるのは微妙だけど、まぁ仕方がないということで。
postfix の SMTPS 化
Debian/lenny でインストールされた Postfix は
最初から SMTPS の設定が終わっていたので
設定らしき設定は /etc/postfix/master.cf くらい。
その内容も、以下のようにコメントアウトを外すだけでした。
#smtps inet n - - - - smtpd # -o smtpd_tls_wrappermode=yes # -o smtpd_sasl_auth_enable=yes # -o smtpd_client_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject # ↓ 全部コメントアウトを外すだけ smtps inet n - - - - smtpd -o smtpd_tls_wrappermode=yes -o smtpd_sasl_auth_enable=yes -o smtpd_client_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject
courierの設定
POPS IMAPS はそれぞれ
# /etc/ini.d/courier-pop-ssl # /etc/ini.d/courier-imap-ssl
が起動スクリプトになっていますが、既に起動していたのでノータッチ。
POP+STARTTLS IMAPS+STARTTLS は不要となるのでデーモンを停止しました。
# /etc/init.d/courier-pop stop # /etc/init.d/courier-imap stop
で、デーモンが起動時に勝手に立ち上がらないように rc.d からも消しました。
# update-rc.d -f courier-pop remove # update-rc.d -f courier-imap remove
これで SMTPS POPS IMAPS が使えるようになりました。
これらはそれぞれ
Protocol | Port |
---|---|
SMTPS | 465 |
POPS | 995 |
IMAPS | 993 |
のポートを利用するため、該当するポートを開放し
従来の POP IMAP が利用していた 110 143 ポートを閉じました。
SMTP に関しては外部からのメールが 25 番ポートで届くはずなので
そのままにしました。