はちゅにっき

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Trac 0.11 をインストールしてみた

Debian/lenny のパッケージだと Trac 0.10-4 で止まっているので
今回は 0.11 をソースからインストールすることに。

インストール

さて、DLしてコンパイルするか
とか思ったら、Python の easy_install が使えるようなので
そちらでインストール。

# easy_install Trac // Trac 0.11 をインストール
# trac-admin -v
trac-admin 0.11 // ← 0.11 はいったよー\(^o^)/

ついでに日本語化

インタアクト株式会社さんのこのへんにある
これをダウンロードして解凍してインストールしました。

# wget http://www.i-act.co.jp/project/products/downloads/Trac-0.11.ja1.zip // DLして
# unzip Trac-0.11.ja1.zip // 解凍して
# cd Trac-0.11.ja1
# python setup.py install // インストールして
# trac-admin -v // 確認したら
trac-admin 0.11.ja1 // ←はいったよー\(^o^)/

リポジトリ作成

ここまできたら Subversion も設定しちゃおう。

$ svn-admin create ProjectName // テキトーな場所にリポジトリ作成

おわり。
本当はこのあと dav_svn の設定などなどが必要ですが
今回は Trac を動かすことだけをメインにするので
設定はまた後ほど。

Trac を作成

trac-admin ですぐに作れちゃいます

$ trac-admin ProjectName initenv
Project Name [My Project]> プロジェクト名
Database connection string [sqlite:db/trac.db]> 利用するデータベース (今回はデフォルト)
Repository type [svn]> リポジトリのタイプ (今回はデフォルト)
Path to repository [/path/to/repos]> リポジトリへのパス (上で作ったリポジトリへのパス)

でおわり。
この状態で日本語化された Trac を表示することができます。

lighttpd + fastcgi の設定

apache ならば mod_python を用いて Trac を動かすことができるようですが
我が家は フロントエンドに lighttpd を利用しているので
今回は fastcgiTrac を動かすことに。

fastcgi を有効に

ひとまず fastcgi が使えるようにモジュールをロード。

# lighttpd-enable-mod fastcgi

設定をする

設定ファイルにごにょごにょと fastcgi で動かすための設定を書きます。

server.modules   += ( "mod_fastcgi" )

fastcgi.server = (
    "/trac" => (  # /trac へのアクセスを Trac に回す
        "trac" => (
            "socket"          => "/tmp/trac-fastcgi.sock",
            "bin-path"        => "/usr/share/trac/cgi-bin/trac.fcgi",
            "check-local"     => "disable",
            "bin-environment" => (
                "TRAC_ENV_PARENT_DIR" => "trac のリポジトリがある場所へのパス"
            )
        )
    )
)

設定を反映させて表示させてみる

# /etc/init.d/lighttpd force-reload

して設定を反映させたら
http://mydomain.jp/trac
にアクセスしてみると、リポジトリの一覧が表示され
そこからプロジェクトを選ぶと、プロジェクト用の Trac が表示されました。


これで設定は一応おわり?
後は Digest 認証や dav_svn などの設定をすれば OK かな?